普通に生活するための年収っていくら?

生活

夫婦共働きで子供が2人の家庭の場合

1人目が大学生1年生

2人目が高校1年生に進学すると

夫婦共働きの年収は、約900万円税込み必要と思います。

手取り額で630万円~720万円です。



大学生の場合大学にもよりますが仮に1年間100万円必要とします。

その他に通学費などもろもろかかります。

月にすると合計15万円かかります。


高校生は、授業料無料ですので通学費とその他で月3万円かかります。

子供関連だけで月18万円かかります。



月の生活費は、4人家族ですと27万円かかります。


マイホームローンは、月8万円として

固定資産税は年間12万円かかるとして

家関連で月9万円かかります。



車のローンはないものと考えます。

月の支出は54万円になります。

年間支出648万円です。


最低でも日本人の平均年収を夫婦で稼がなくてはなりません。

これでは、普通にマイホームを購入して子供を大学に行かせるのって

物凄くハードルが高いです。


まわりの世間を見渡すと新築マイホームとミニバンと塾の3点セットを

こなしながら子供を大学に行かせようと必死に頑張っています。


なので1人目の子供が大学4年生になると

2人目も大学生1年生になるので

1年間は、大学関連だけで月30万円必要になります。


貯金があればくずせばいいのですが

なければ借金をするようです。

子供2人が大学生を卒業させる頃には、預金も底をつきます。



頼りになるのは、退職金だけですね。

65歳まで働いた場合でも老後資金はあまり貯められませんね。

どうするかというと65過ぎてもパートで働くようです。

65歳引退も現在では夢物語です。




大学生の半分は、奨学金です。

給付型奨学金でしたらいいのですが

貸与型奨学金ですと卒業するころには400万円の借金を背負うことになります。

20年間での返済になりますので返済期間中に結婚・出産などのイベントがあると

結構きつい結婚生活になります。




日本版カースト制度はあると感じますが

底辺層の人たちは、結婚をあきらめてしまう若者も増えています。

出生率を上げるには、底辺層の人でも結婚をして子供を育てていける社会整備が必要です。



底辺層の親から育った子供は、今でも底辺層に落ちてしまうケースが後を絶ちません。

資本主義社会ですので資本がないとどうにもできないのです。



どこかの世代で資本を築ければ遺産として子孫に残せますので

底辺層から抜け出せることができます。

子供1代で底辺層から中間層に上がるのは本当に大変です。



奨学金で大学を出て社会の出世レースに勝たなくてはなりません。

会社も中小企業ではなく大企業に就職しなければならず

本当に大変です。


起業して大金を得られる人は本当にごく一部だけです。

大卒は、底辺層から中間層に上がる切符ですが

それだけでは、あがることが出来ません。

就職で失敗するともうアウトです。



中小零細では、中間層に行くのも至難の業です。

あとは本人がどれだけ頑張れるのかと運しだいです。

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