サラリーマンの節税は、控除できるものは、キチンと控除してもらうことです。
年末調整で控除できる提出書類は?
①基礎控除 誰でも引かれます
家族世帯の状況による控除
②扶養控除 収入の少ない扶養家族がいる場合
③配偶者控除 収入の少ない配偶者がいる場合
④配偶者特別控除 一定収入の配偶者がいる場合
本人の状況による控除
⑤障害者控除 本人が障害者である場合
⑥寡婦控除 配偶者と離婚または死別した場合
⑦ひとり親控除 ひとり親である場合
⑧勤労学生控除 働いている学生である場合
保険料や掛け金を支払うことによる控除
⑨社会保険料控除 社会保険料を支払っている場合
⑩生命保険料控除 生命保険料を支払っている場合
⑪地震保険料 地震保険料を支払っている場合
⑫小規模企業共済等 掛け金を支払っている場合
掛け金控除
⑯住宅借入金等特別控除 住宅ローンを組んで2年目から年末調整でできます。
以上
ここからは、年末調整ではなく確定申告をしないと控除できないもの
⑬医療費控除 一定額を超えた医療費を支払った場合
⑭雑損控除 災害などで損失が生じている場合
⑮寄付金控除 一定のところに寄付をした場合(ふるさと納税)
住宅ローン控除について
⑯住宅借入金等特別控除 住宅ローンを組んで入居した1年目は確定申告、
2年目以降は年末調整での手続きを行います。
住宅借入金等特別控除の条件
合計所得金額3,000万円以下の個人が、一定の住宅ローンを利用して住宅を新築または取得、
あるいは増改築した場合に利用できる制度です。
ただし住宅は床面積が50平方メートル以上であること。
一定の住宅ローンとは、返済期間が10年以上の割賦償還による返済方法の
借入金とされている場合です。
注意点・・・・・中古住宅や増改築の場合は、所轄の税務署に相談してください。
以上
⑮の寄付金控除のお得な使い方は、
ふるさと納税をすることです。
ふるさと納税では金銭的には節税できません。
ですが実質負担2000円で返礼品がもらえるので
うまく使えばお得になります。
ステップ1
控除される上限金額をシュミレーションサイトで確認します。
人それぞれ家族構成でも違うので必ずシュミレーションしてくださいね。
ステップ2
寄付する自治体を選んで申し込みします。
ネットショップと同じ感覚で返礼品を選んで寄付します。
ステップ3
確定申告のときにふるさと納税すると発行される受領書を提出する。
又は、ワンストップ特例を使う。
ワンストップ特例は確定申告の不要な人で、
1年間の寄付先が5自治体以内の場合寄付先の自治体に申込書を送ると
確定申告なしで控除が受けられる制度です。
⑬医療費控除も確定申告で申請しましょう。
1年間で自己負担金10万円を超えたら医療費控除できます。
下記も対象です。
・レーシック代金
・オルソケラトロジー(角膜矯正療法)
・不妊治療・人工授精
・妊娠中の定期健診
・出産
・死産・流産の手術代
・母体保護法に基づいて医師が行う中絶
・金歯
・不正咬合による医師が判断した矯正
・インプラント代金
・セラミック義歯をつくるための治療
・病院に移動するバスや電車の交通費
もう少し詳しく知りたい方はここをクリック
確定申告の必要な方は申告して税金を確定しましょう。
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